最高峰クレジットカードと言えばダイナースブログ:15 9 21
ぼくがスポーツを始めたきっかけは、
高校のクラブ活動のバスケットボールでした。
たまたま、友達の付き添いで見学に行った際に、
背が高いと言う単純な理由で勧誘され、そのまま入部…
とはいえ、
みんな小学校、中学校からの経験者ばかりで、
初心者はぼくのみ…
一人メニューから外れて、
基礎練習をすることもしばしばで、
寂しいなーなんて思っていました。
全体的に身長が低いチームだったため、
ぼくは早い時期から試合に出してもらうことが多くなってきました。
しかし、
ありえないようなファールを重ねては、毎回退場していました。
試合に出ても、ドリブルはさせてもらえません。
試合に出してもらうたびに、
ぼくは「ごめんなさい」の連続でした。
試合に勝っても、嬉しいより、終わったと言う安堵ばかりでした。
ある時、
大事な大会に出ていました。
その試合はとても接戦でしたが…
チームのエース的存在である友達が、
その日に限って不調でした。
友達はミスを重ねる度に、
プレーが小さくなっていくのがわかりました。
いつもは、
周りのことなど見えていないぼくでしたが、
その時は助けたいなって思いました。
ぼくは、シュートが決まらなかったボールを拾う役割のポジションです。
友達が何度シュートをはずしても、懸命に拾いに行きました。
友達が安心してシュートできるように…
はずすことを恐れなくていいように…
その時のぼくは、いつもよりずっと視野が広く、
いつもよりたくさん活躍することができました。
その時に気づいたのです。
「ぼく、周りを全然見てなかった」
ぼくは、ミスを恐れるあまり、ずっと自分ばかり見ていたんですね。
そんなぼくが、周りを見た時、
「ごめんなさい」よりも
大切なことを見つけたのだと思います。